情報機関の基本的な収集テクニックについて教えてください。

回答

平時では半分以上の情報がオープンな情報ソースからだとDIA(米国陸軍情報部)
の退役将校から聞いた事があります。
オープンな情報ソースとは、テレビ、ラジオ、新聞、週刊誌、一般書籍、地図、
企業の社内報など誰でも合法的に入手できる物の事です。
現在ではインターネットの上の各種のサービス(掲示板やtwitterなど)も
オープンな情報ソースにはいるかと思います。
もちろん、それらの情報を鵜呑みにするわけではなく、専門の分析官がいて
情報の評価分析をして総合的に判断を下すという事です。

のこりの半分が、合法、非合法を問わず各種の人間関係や工作によって得られる
ヒューミント情報、それから、電波や通信の傍受によって得られるエリント情報
ということです。
「工作」というとなにやら黒い感じがしますが、かならずしもそれだけではなく、
身近なものでは各種の法人や団体を装ったアンケート調査などの手法も
含まれます。

これらが有事となると、情報収集手段の割合が変わってくるのであろうと推測
されますね。
また、各国の情報機関によってどのような手法が得意であるかも違うようです。

(yahoo!知恵袋より)